代理店登録は独立への近道!個人事業主でも始められる代理店ビジネス

「法人化しないと代理店にはなれないの?」

代理店ビジネスをはじめるのに、会社設立が必要だと思っている個人事業主は少なくありません。ところが実際に代理店登録は、法人でも個人事業主でも可能です。この記事では、個人事業主の代理店登録について、解説します。個人事業主にとって独立への近道になる代理店ビジネスは、どのように登録を進めるか?ヒントになるでしょう。

①個人事業主にとって代理店ビジネスは敷居が高くない

今回は、個人事業主が誤解している代理店ビジネスについて、言及します。実際に代理店ビジネスは、個人事業主にとって敷居が高くありません。代理店の登録は、次のような立場の人が登録できます。

 法人ではない個人事業主
 個人事業の本業がある人の副業
 会社員の副業

代理店ビジネスは、とくに法人ではない個人事業主にとって、本業としても副業としても登録が可能です。上記にあげた条件になる個人事業主でも、始められる代理店ビジネスが多数あります。代理店ビジネスの多くは、店舗を構えずに自宅で開業できる案件です。代理店登録や業務開始までの準備にコストがかからない点がメリットになります。

個人事業主が登録可能な代理店は、初期投資がかからない案件や掛かっても50万円以下で始められる案件になるため、敷居が低いことが特徴です。敷居が低いため、実際に代理店契約してみて判断することも選択肢の1つとなります。

②個人事業主向け代理店例を4件紹介

では、個人事業主に合った代理店ビジネスの案件を4つ例にあげてみましょう。こちらで紹介する代理店案件は、飲食業界や建築業界に携わっている個人事業主との相性がある内容です。ぜひ、参考にしてみてください。

調査ビジネスの代理店(火災保険の適用範囲サポート事業)

調査ビジネスの代理店は、本部から案件を紹介され家屋全体を調査し、撮影した家屋の写真を本部に送るまでの仕事です。ここまでの仕事内容を1件として、1件の平均実績調査料が445,561円になります。代理店登録費は0円で、未経験者や副業としても取り組める案件です。

具体的には、家屋の火災保険の適用範囲を調査するサポート事業になります。本部から紹介を受けた顧客宅に出向して調査し必要な画像を送るだけです。代理店に登録する個人事業主が建築関連の資格や経験などあれば別途、修繕の受注が発生する可能性もあります。

調査ビジネスの代理店は、未経験者でも登録可能なビジネスになるため、説明会への参加が可能です。本業をかかえている個人事業主でも、業種ごとに相性が合えば、収益拡大につなげられます。

高齢者向け配食サービスの代理店(ストック型ビジネス)

高齢者向けの配食サービスの代理店は、コロナ禍の外出自粛におけるテイクアウト需要にも関連する事業です。普段でも外出がままならない高齢者にとって、定期的な配食サービスの需要は高くなるでしょう。

具体的には、1日50食の配食を目指し黒字経営にすることです。配食サービスのビジネスモデルは、介護サービス企業との契約になるため、1度契約すれば継続されることになります。つまり、ストック型ビジネスとして、安定した収益を期待できるでしょう。

高齢者向けの配食サービスは、高齢者宅に昼と夜の2回だけ盛り付けたお弁当を届ける仕事になります。個人事業主が飲食店の場合は、まさにテイクアウト需要と販路拡大につながるビジネスモデルです。代理店は、次の業務を担当することになります。

 月1回の居宅介護サービスの事務所に注文とりを兼ねた打ち合わせに出向く
 配食日に本部から届けられた加工済みの食材を仕上げ加工して弁当に盛り付ける
 高齢者宅まで昼夕1回ずつ弁当を届ける

配食サービスの代理店が行うことは上記の内容をくり返すだけです。さらに配食サービスの案件は、加盟金や保証金、研修費など0円ではじめられます。すでに厨房設備が整っている飲食店と相性のよいビジネスモデルになるでしょう。

また、飲食店を経営していなくても、調理師免許や食品衛生責任者の免許があれば、管轄保健所に申請して自宅で取り組める可能性もあります。

飲食店の経営サポートを提案営業する代理店(ストック型ビジネス)

飲食店の経営サポートの提案営業案件は、コロナの影響による時短営業や店内の席数制限により経営がままならない飲食店を相手にする内容です。顧客対象となる飲食店にとっても、導入費0円の提案となるため営業成功率も90%以上になります。

さらに、契約された飲食店とは継続性が高くなるため、ストック型の安定した収益が期待できるでしょう。飲食店にとっては、人手不足や業務効率改善につながる提案になるため、成約率の高い案件になります。

家屋の汚れ・防カビ洗浄サービスの代理店(未経験者・無店舗開業)

顧客の家屋の汚れやカビなど、専門的な方法で分解洗浄するサービスの代理店です。通常のハウスクリーニングサービスとちがい、研修に時間がかからない作業内容なので未経験者でも気軽に始められます。

作業内容的には、家の汚れを洗浄するために「ハケで塗るだけ」です。ポイントさえつかんでしまえば、熟練者と同じ洗浄効果を出せます。商品力が高いため、担当者の技術に依存しない点が取り組みやすい案件になるでしょう。こちらのサービスも、設備投資0円で無店舗開業ができます。初回の研修を受けるだけです。さらに追加で勉強する必要がありません。低資金高利益の代理店ビジネスの1つです。

将来の独立を目指す個人事業主はその業界の代理店検索から


個人事業主にとって、代理店ビジネスへの参入は将来の独立に向けた基盤づくりになります。
将来の独立を視野に入れている人は、目指す業界の代理店募集があるかどうか?代理店募集サイトでの検索がおすすめです。

具体的に代理店募集サイトでは、次のような検索ができます。

 種別:法人または個人
 販売先:法人または個人
 募集地域:全国対象またはエリア別
 初期費用:無料~資金に応じて
 サービス:代理店のサービス別検索
 スタイル:代理店のビジネス系識別検索
 キーワード:任意のキーワードを入力して検索

自分が取り組んでいる事業と相性のよい業種や、今後参入を目指す業種など、「未経験でもできるか?」「初期費用0円でできるか?」など、具体的に検索してみましょう。

たとえば、個人事業に内容が「エアコンの設置・修理」の場合、顧客宅に足を運ぶことがほとんどです。顧客宅に訪問する機会を有効活用するために、「訪問して販売」をキーワードで代理店案件を見つけられます。

顧客宅に訪問した機会を効率よく活用するには、その顧客とのコミュニケーションにおいて、「いかに現状かかえている問題を引きだせるか?」が大事です。結果的に少ない営業回数で、高い収益が見込めます。個人事業主の代理店登録には、このような可能性が期待できるでしょう。

まずは、代理店@ナビで自分の業種に合った代理店案件があるか?探してみましょう!
https://dairiten-navi.com/

まとめ

今回は、個人事業主向けの代理店登録について、独立開業への登竜門となる点を紹介してきました。紹介した代理店ビジネスは、登録の際に自己負担のかからない案件ばかりです。初期投資の必要がない利益の出るビジネスを経験でき、実績にできる効率のよい仕組みになります。

個人事業主様は、この機会に自分の業種と相性のよい案件を見つけ出し、代理店登録で一気に飛躍してはいかがでしょうか。