オーナー募集のフランチャイズは副業でも大丈夫?可能な理由を紹介

副業でフランチャイズは、できるのでしょうか。会社員が本業を続けながらフランチャイズオーナーになれることは、事実です。副業解禁の企業社員は、本業に支障のない範囲でフランチャイズオーナーとなれるでしょう。

サラリーマンが副業でフランチャイズ展開をしていくことは、現実的に可能です。会社を辞めてから始める必要がありません。その理由は、フランチャイズオーナーを時間で束縛することがなく、自由な時間でビジネス展開できるからです。

この記事では、フランチャイズオーナーの募集は副業でも可能な点について解説します。どのような仕事であれば、副業でフランチャイズオーナーを募集できるのか、本部を目指す企業のヒントとしてお役立てください。

従来の大規模フランチャイズ


従来の大規模フランチャイズは、コンビニエンスストアやコインランドリーなどがあげられます。実際の店舗を用意して、設備をそろえるため開業資金が必要です。また、店舗を回していくには従業員を雇わなければなりません。他にも店舗管理も外せません。

もし、従業員がそろわない状態でコンビニを開業していたら、オーナー自らシフトに入り、接客をする必要があります。「人手不足だからお店を休みます」と判断できないのがフランチャイズオーナーの厳しい立場です。そのため、従来の大規模フランチャイズなどは、副業でできるビジネスモデルではないでしょう。

小規模フランチャイズ

フランチャイズオーナーを脱サラして始める時代ではありません。小規模フランチャイズであれば、店舗の大きさや店舗の有無だけではなく、働く時間や自宅開業も可能です。たとえば、どこかの店舗の一角を間借りして小さなテイクアウト専門のフランチャイズオーナーになることもできます。本業が夕方18時に終わった後、19時~21時までの2時間だけ営業するテイクアウト専門店も夢ではありません。

その他には、帰宅後自宅の一室を施術室にしてマッサージ店を開業することもできます。小規模フランチャイズであれば、大規模フランチャイズと違って従業員を雇う必要がありません。ただし、ひとりで実行するビジネスは、代わりがいないためオーナー自身が働かなければ始まらないという状況が続きます。

副業でフランチャイズオーナーはひと昔前なら不可能


副業でフランチャイズオーナーを募集することは、ひと昔前ならあり得ない話です。ひと昔前の会社員は、残業や休日出勤に美徳を感じている人も少なくない状態でした。休日出勤や残業をすることで、その会社にとって重要な存在やかけがえのない存在というステータスをアピールできます。また、ひと昔前であれば。終身雇用も当たり前で定年までガッツリ働いて定年後の第二の人生を満喫するイメージもありました。

ところが、成果実力主義の到来と過労問題などから働き方改革が提言されて、会社員の残業で稼ぐ風潮に変化が訪れました。副業を許可する企業も増加し、会社員の身分でも自分らしい働き方を意識する個人が増えてきました。いままで給料を上げるために残業や休日出勤していた会社員も、本業のないプライベート時間で副業をすることがめずらしくない時代となっています。

ただし、副業はあくまでも副業です。本業を抱えている会社員が自由に使える時間は限られています。退社後の3時間~4時間や週の休日2日を副業にあてることがせいぜいです。まして一般的には、フランチャイズのオーナーなど務まるわけがありません。この考え方は、「フランチャイズのオーナー=労働」という観点ならば正解です。ただし、フランチャイズのオーナーは働かなければならないという概念を外せば、副業でも実現できます。

副業で始めるフランチャイズのオーナーは自分が働く必要なし

自分が働かなくても副業でフランチャイズのオーナーになれるということは、一見おかしな理論と思えますが、現代のフランチャイズオーナーは、違います。フランチャイズオーナーが自分で働かなくても事業が回るビジネスモデルは存在します。そのようなビジネスモデルがあるため、副業でもフランチャイズのオーナーになれるわけです。

ストック型ビジネス

ストック型ビジネスであれば、最初の顧客獲得を軌道に乗せることで安定した継続収入を期待できます。まったく労働が不要というわけではありませんが、顧客の契約を維持できれば顧客ごとに発生する月額利用料金に対してのストック収入を得られます。

たとえば、ストック報酬1件5,000円の顧客を20人抱えているだけで月々のストック収入は10万円です。営業に力を入れることで本業の収入を超えることも考えられます。

自動化できるフランチャイズビジネス

ストック型収入を参考に、副業でもできるフランチャイズには、インターネットを活用した副業でもできるビジネスモデルが存在します。

LINE集客ビジネス「ネットショップ経営」

物流サービスやアパレル事業のネットショップ経営では、海外ショップから商品を仕入れて販売し、顧客への配送手続きをするビジネスモデルです。集客は、おもにLINEを使います。LINE集客ビジネスのフランチャイズは、4つの特徴を持っています。

  • 無在庫販売
  • 完全在宅業務
  • 海外拠点完備
  • 配送センター完備

ネットショップは、自由な時間で作業ができるため、副業に向いています。時間や場所に束縛されることがないビジネスモデルです。また、ネットショップ未経験でも本部企業のサポートを受けられるため、他で経験を積む必要がありません。軌道に乗ってきたら、作業を外注化することで不労所得のシステム構築も夢ではない案件です。

開業資金25万円
ロイヤリテイ月額9,800円(月間収益が25万円以上の場合は純利益に対して4%の手数料)
契約期限なし
【UEC】Now You See株式会社

ストック報酬とスポット報酬どちらも狙えるネット広告のフランチャイズ

検索エンジンのGoogleやYahoo!の検索連動型広告を活用した広告サービスのフランチャイズです。サービス対象となる顧客は、従来の広告で効果を得られなかった事業者になります。たとえば、リスティング広告やSEO対策などで悩んでいる事業者などです。本来ならば、SEO知識や経験、広告についての知見などを習得していなければ顧客を納得させられません。その点は、フランチャイズビジネスの仕組みがカバーします。

  • 営業ツールの提供
  • 営業のノウハウ
  • ターゲット先の選定
  • 研修参加
  • 商談への訪問に本部同行サポート有
  • 契約後の顧客管理が不要(本部引き継ぎ)

広告サービスの営業は、無在庫無店舗型ビジネスです。インターネット環境さえあれば始められるビジネスモデルです。

開業資金:75万円~
ロイヤリテイ:0円
契約期間:2年(更新費用なし)
スポット報酬:1契約10万円
ストック報酬:1キーワード×表示日数につき1,450円(Googleの場合)
株式会社Overall

まとめ


今回は、フランチャイズのオーナーを目指す人が副業でもできるビジネスモデルの人として、小規模フランチャイズやストック型ビジネス、自動化ビジネスなどを紹介してきました。すべてのビジネスに共通していることは、労力の大小に関係なくビジネスの責任者はオーナー自身であることを忘れないようにしましょう。

たとえ、労力の掛からないビジネスモデルでも、何らかの社会情勢の変化で対応が必要になることもあります。あくまでもオーナーという立場上、責任があることを念頭に実行することをおすすめします。